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想像できますか?国をでてさまよう暮らし。

 

想像してみて下さい。あなたが常に、今住んでいる場所を追われて別の国に逃れなければならない状態にさらされるとしたら――。

 

アフガニスタン難民の若者アクタルは、18歳の時に戦火を逃れて母国を離れ、4年以上も住処を探してヨーロッパ各国をさまよい続けました。彼が訪れる国すべてで、難民申請が受け入れられなかったのです。国連の移住労働者の権利に関する人権特別報告者は、アクタルのような難民に、新しいコミュニティで価値ある貢献ができるよう、各国政府に難民の受け入れ強化を働きかけます。

 

難民の増加がEUからの離脱を決めた世論の引き金にもなった英国の例を引き合いに出すまでもなく、今、世界各地で難民の受け入れをめぐって世論が二分しています。世界の難民が増え続ける現状を前に、私たちはどうすべきなのでしょうか。以下のような問いをきっかけに、考えてみましょう。(木村麻紀)

 

▼人道的観点から、難民の受け入れは可能な限り行うべきでしょうか。その場合、自国民との共存を図るためにどのような取り組みがなされる必要があるでしょうか。あるいは、難民の受け入れについては、高技能者など一定の条件を満たす人に限定すべきでしょうか。それは、なぜでしょうか。

 

▼日本の難民受け入れ数は、世界でも極めて低い水準にとどまっています。このままでいいのでしょうか。あるいはもう少し、受け入れを強化すべきでしょうか。それぞれのメリット、デメリットについて話し合ってみましょう。

 

<関連目標>

目標1,3,8

 

(木村麻紀)