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深刻化する世界の水資源への挑戦

 

世界の水問題を改善することを目指す「目標6」について、包括的に分かりやすく学ぶのに適した映像コンテンツが、こちら。12分と長めのため、反転授業の事前鑑賞教材として利用するのも良いでしょう。

 

「今世紀に起こった戦争の多くは、石油をめぐるものだったが、次の世紀の戦争は、水をめぐるものになる」とは、残念ながらほぼコンセンサスを得る見解になってきています。

 

特筆すべきは、最も水を使用しているのは農業で、世界の淡水の実に70%を使っているという事実。農業用の灌漑で、世界の食料の半分が生産されているのです。

 

そこで「カーボン・フットプリント」ならぬ、「ウォーター・フットプリント」という概念に触れてみましょう。農作物生産や食品製造などの過程で消費、汚染される水の量を指標化した数値で、このビデオでも紹介されているように、朝食のシリアルを作るのに200リットル、昼食の豆カレーとご飯は400リットル、夕食のハンバーガーは2400リトルと、実は私たちの暮らしは大量の水で支えられていることを教えてくれます。

 

水問題の改善に関しては、このように様々な生活の場面において、表面的だけでなく深く多面的に読み解く力が求められますが、こうした物の見方・捉え方は、教育などを通して今後の教養スタンダードにしていく必要がある、と考えています。

 

(丹羽順子)