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ケニアの地域を救う伝統的な畜産業

 

ケニアのような乾燥地帯には、世界で約20億人が住んでいるといいます。天然資源に恵まれている地域でもあるため、希少な資源をめぐる争奪戦が地域に様々な影を落としています。加えて、大規模集約的な農畜産業を進め過ぎたことに伴う環境破壊で農業収入が途絶え、農畜産業に従事する人々が貧困に陥る例が後を絶ちません。

 

この映像では、国際自然保護連合(IUCN)がケニアの地域住民と連携を取りながら進める持続可能な土地利用プロジェクトを通じて、貧困化を防ぐ取り組みが紹介されています。

 

実は、大規模集約的ではなく伝統的な農畜産業のほうが、生産性が約2割高いという結果も出ているのだそうです。伝統的な農畜産業を地域の一つの文化として観光客に体験してもらうためのエコツーリズムも推進し、収益を地域の子どもたちの教育に充てているというのも素晴らしいですね。

 

次のような問いかけから、農業をはじめとする自然環境に依存する産業に従事する人々が貧困に陥らない、持続可能な暮らしのあり方を考えてみましょう。

 

▼大規模集約型の農業は、なぜ環境破壊や貧困化を招いているのでしょうか。

 

▼伝統的な農畜産業を可能な限り維持していくことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

 

▼地域の地場産業ではない別の収入源を持つことで、地域にとってどのような効果があるのでしょうか。

 

(木村麻紀)