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持続可能な農業で解決できるか、世界の食糧問題

 

世界の食料問題の解決のために、私たちは何ができるでしょう?

 

世界では8億5000万人もの人々が栄養不足で苦しんでいます(FAO2014年資料より)。気候変動や人口増加は食糧事情をさらにひっ迫させます。食料供給は世界で偏っており、食料不足に伴う食料価格の高騰が進めば、世界の食料供給をさらにゆがませる恐れがあります。

 

では、どうやってこの問題から抜け出す方法を見いだせばよいでしょう?

 

1960-70年代の緑の革命によってもたらされた化学肥料や農薬は、環境や健康、社会に悪影響を及ぼしました。アフリカでは、食料問題の解決策として政府や企業がバイオテクノロジーの推進に期待をかけていますが、遺伝子組み換え(GMO)が及ぼす負の影響についての懸念の声もあがっています。企業による種の支配が、種の多様性を奪い、小規模農家を苦しませることにもつながっています。

 

そのような課題に答えるものとして、小規模農家がお金をかけずに、その土地にあった方法で行う持続可能な農業が期待されています。もし、そういった方法を取り入れ、あるいは復元することを、食料問題の解決策として組み込むことができたなら――。

 

UNEP(国連環境計画)が進める気候変動対策プロジェクトの一環として作成されたこの映像は、食料問題(目標2)が、気候変動(目標13)や生物多様性(目標14、15)、生産と消費(目標12)、貧困問題(目標1)、多様なセクターの連携(目標17)といった多様な目標につながる包括的な問題であることを、IAASTD(International Assessment of Agricultural Science and Technology: 国際農業科学技術評価機関)技術者の見解とともに伝えます。

 

食料問題の解決。あなたは、バイオテクノロジーといった、大規模な企業による高度な技術によってもたらされる解決策に期待しますか?それとも、小規模農家や先住姻族によって大切にされる伝統的手法に可能性を感じますか?もしリスクがあるとすれば、それはなんでしょう?それら2つのアプローチを両立させることは可能なのでしょうか?

 

<関連目標>

目標1、12、13、14、15、17

 

(今井麻希子)