現代の食生活を見直そう
CONTENTS No : 12_000029
TIME : 04:20
AUTHOR : © 農水省
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日本の食料自給率は約4割で、これは先進国の中でも最低です。これは何を意味するのでしょうか?例えば輸送にかかるエネルギー、(特に日本はごく一握りの輸入国に頼っているので)食糧安全保障、化学物質や食品偽装の問題など、必ずしも味に反映しなかったとしても、考慮するべきポイントがいくつもあります。
さらに掘り下げると、食は目標1(貧困)、目標3(健康)、目標6(水)、目標7(エネルギー)、目標13(気候変動)などにも密接に関わるグローバルな問題です。例えば世界の水使用量の70%は農業によるものですし、また農業は地球温暖化を促す最大の要因の一つです。
健やかな地球、健やかな体を維持・形成することを考えると、健やかな食が不可欠です。それは具体的に何を意味するのかは、人それぞれでしょう。ただ飽食の日本においては、「質素な食を心がける」、これは心がけておきたいことの一つです。食べることは誰しもが一日三度行なっていることだからこそ、見直して変えてみることは、すぐにできることでもあります。
(丹羽順子)
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TARGET 2-4
TARGET 2-4SUSTAINABLE FOOD PRODUCTION AND RESILIENT AGRICULTURAL PRACTICES
2030年までに、 持続可能な食料生産システムを確立し、レジリエントな農業を実践する。そのような農業は、生産性の向上や生産量の増大、生態系の維持につながり、気候変動や異常気象、干ばつ、洪水やその他の災害への適応能力を向上させ、着実に土地と土壌の質を改善する。
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TARGET 2-c
TARGET 2-cENSURE STABLE FOOD COMMODITY MARKETS AND TIMELY ACCESS TO INFORMATION
食料価格の極端な変動に歯止めをかけるため、食品市場やデリバティブ(※5)市場が適正に機能するように対策を取り、食料備蓄などの市場情報がタイムリーに入手できるようにする。
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TARGET 12-3
TARGET 12-3HALVE GLOBAL PER CAPITA FOOD WASTE
2030年までに、小売・消費者レベルにおける世界全体の一人あたり食品廃棄を半分にし、収穫後の損失を含めて生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減らす。
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TARGET 12-8
TARGET 12-8PROMOTE UNIVERSAL UNDERSTANDING OF SUSTAINABLE LIFESTYLES
2030年までに、人々があらゆる場所で、持続可能な開発や自然と調和したライフスタイルのために、適切な情報が得られ意識がもてるようにする。