みんなで取り組むペットボトルの完全循環(株式会社セブン&アイ・ホールディングス)

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TIME : 05:00

AUTHOR : © Edu Town SDGs

つくる責任 つかう責任

Q. 私たちの周りで他にどのようなものが循環していますか?

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日本の企業によるSDGs達成のためのビジネスを紹介する動画シリーズ。
今回はペットボトルに関する動画です。家庭ゴミから排出されるプラスチックの内訳を見るとペットボトルは約17%を占めていると環境省の調査より明らかになりました。とても大きな数値でないものの、原料である石油の使用量を減らすことや自然環境への廃棄機会の削減を考えるとペットボトルの排出量を減らすことも進めていかなくてはいけません。

さて、株式会社セブン&アイ・ホールディングスによるペットボトルの完全循環を実現する取り組みを見てみましょう。
国内で販売されているペットボトルの量は年間約252億本、1人あたり200本の計算です。使用後のペットボトルの約9割が回収され、一部が衣服や卵パックにリサイクルされています。ここからさらに1歩踏み込んで、回収されたペットボトルをから新しいペットボトルに蘇らせ、新しい資源を使用しない取り組みが始まりました。
同社は、日本コカ・コーラ株式会社の協力を得て、完全循環型のペットボトルリサイクルによるペットボトル飲料の発売が可能になりました。このためには、いろいろな方の協力が必要です。まず消費者が洗浄した使用済みのペットボトルを店舗の回収ボックスに持ち込みます。その後、そのペットボトルは資源再生工場へ運搬され、新しいペットボトルに生まれ変わります。そのペットボトルがメーカーにて飲料商品となり、お店で販売されます。このような形でペットボトルが循環していきます。

日本は島国であり、ペットボトルの原料となる石油が取れない国です。今ある資源で便利なペットボトルを作ることができる技術はこれから益々注目されるでしょう。

あなたの住む町で回収されたペットボトルはどのようになりますか。リサイクルですか?それとも他の方法ですか。
世界で使われているペットボトルの量や廃棄量を調べてみましょう。
ペットボトルによる良い面と悪い面を調べてみましょう。

参照:
EduTown SDGs
プラスチックリサイクルの基礎知識〔PDF〕(一般社団法人プラスチック循環利用協会)
地球環境に配慮し、脱炭素・循環経済・自然と共生する社会を実現する(株式会社セブン&アイ・ホールディングス)

(大崎美佳)

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  • GOAL_12_TARGET_12.5

    TARGET 12-5

  • GOAL_17_TARGET_17.17

    TARGET 17-17