服のチカラで世界を笑顔に(株式会社ファーストリテイリング)

CONTENTS No : 12_008569

TIME : 04:48

AUTHOR : © Edu Town SDGs

つくる責任 つかう責任

Q. あなたが着ている衣服はどのように生産されたものですか?

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日本の企業によるSDGs達成のためのビジネスを紹介する動画シリーズ。
日本では、家庭から手放される衣服のうちリユース・リサイクルされる割合は約34%であり、その他はごみとして出されます。なんと、年間約48万トンの衣服が廃棄されています。また、日本で販売されている衣服のうち約98%が海外輸入です。この数字はよいのでしょうか。悪いことでしょうか。
「サスティナブルファッション」という言葉を耳にするように衣服とSDGsは切っても切れない関係にあります。

さて、様々な課題が山積する衣服の解決に向けた株式会社ファーストリテイリングの事例を学んでみましょう。
「服は人々の命や尊厳を守るという役割があります。あらゆる人々の生活をより良いものにするために服を作っています。」と同社の社員は語ります。さらに、「服は年間10数億枚生産されていますが、服の生産工程で人権や自然環境に配慮をとおして、生産工場で働く人々のやりがいの向上にも取り組んでいます。」と続けました。服の役割を見据え、さらに生産の過程において、環境保全の取り組みだけではなく、働く人のやりがいにも配慮したビジネスを展開されています。

逆に、消費者である私たちにできることは何でしょうか。
同社は、不要になった衣服を必要な方に届けるために、国際NGO等と協力した活動を行っています。全国のユニクロ店舗に回収ボックスが設置され、消費者がボックスに入れてくれた服を世界で必要としている人に届ける取り組みもされています。

身近な存在である衣服だからこそ、見逃ししやすいものですね。逆に言うと課題解決へ取り組みがしやすいとも思います。衣服をSDGsの視点から見直してみましょう。

そもそも服はどのように作られているのか調べてみましょう。
他に衣服の廃棄量を減らすためにどのようなことができると思いますか。
衣服の生産過程では、一般的にどのような問題があると言われていますか。それはなぜでしょうか。

参照:
EduTown SDGs
SUSTAINABLE FASHION(環境省)
ユニクロとSDGs(株式会社ファーストリテイリング)
RE.UNIQLO(株式会社ファーストリテイリング)

(大崎美佳)

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    TARGET 17-17