生態系の回復とは
CONTENTS No : 12_009517
TIME : 03:19
AUTHOR : © UN Environment Programme
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英語タイトル:What is ecosystem restoration
地球1.6個分を使っているー。
これはどういうことでしょうか。1年間で地球1個分よりも多くの資源を使っていることを表しています。これは毎年グローバルフットプリントネットワークが公表する地球の自然予算を使い果たす日であるアースオーバシュート・ディが元になっていると推測します。
1月1日をスタートとして、地球自らが回復できる自然の資源量を人間が使った日を示します。50年前の1971年のオーバーシュート・デイは12月25日でほぼ地球1個の暮らしでしたが、2022年は7月28日であり、地球1.75個分の暮らしをしていると言われています。国別にも算出しており、2022年の日本はなんと5月5日。日本でのライフスタイルを続けることは地球資源への負荷がかかっていることがわかります。
現実は非常に暗いですが、動画の中では「生態系を回復」するために様々な解決策を紹介しています。特に植林をすることで二酸化炭素の吸収や災害予防等にもつながると進められているように思いました。森林と災害に関することをもっと詳しく知りたい方は、下記の関連動画もご覧ください。
▶生態系を回復するための方法がいくつか紹介されていましたが、そのうちどれが気になりましたか。それはご自身ではどのように取り組めそうですか。
▶国別のアースオーバーシュート・ディを比べてみて、なぜ違いがあるのか考えてみよう。
参照:オーバーシュート・デイ(地球の自然予算を使い果たす日)(幸せ経済社会研究所)
(大崎美佳)
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TARGET 12-2
TARGET 12-2SUSTAINABLE MANAGEMENT AND USE OF NATURAL RESOURCES
2030年までに、天然資源の持続可能な管理と効率的な利用を実現する。
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TARGET 12-8
TARGET 12-8PROMOTE UNIVERSAL UNDERSTANDING OF SUSTAINABLE LIFESTYLES
2030年までに、人々があらゆる場所で、持続可能な開発や自然と調和したライフスタイルのために、適切な情報が得られ意識がもてるようにする。
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TARGET 14-2
TARGET 14-2PROTECT AND RESTORE ECOSYSTEMS
2020年までに、重大な悪影響を回避するため、レジリエンスを高めることなどによって海洋・沿岸の生態系を持続的な形で管理・保護する。また、健全で豊かな海洋を実現するため、生態系の回復に向けた取り組みを行う。
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TARGET 15-2
TARGET 15-2END DEFORESTATION AND RESTORE DEGRADED FORESTS
2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を止め、劣化した森林を回復させ、世界全体で新規植林と再植林を大幅に増やす。