「グリーンなお金の流れ」で持続可能な社会をつくる(株式会社三井住友フィナンシャルグループ)

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TIME : 05:00

AUTHOR : © Edu Town SDGs

気候変動に具体的な対策を

Q. あなたのお金は「グリーンな」ことに使われていますか?

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日本の企業によるSDGs達成のためのビジネスを紹介する動画シリーズ。
今回はお金のお話です。最近、「ESG投資」という言葉を耳にするようになりましたね。これは、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)に配慮した企業に投資を行うという考え方です。ESG投資は年々増加傾向にあり、2020年には世界全体で35兆3千億ドルとなり、日本だけみると320兆円に増加しました。この流れは、2006年に国連で国連責任投資原則(PRI: Principles for Responsible Investment)の発足、2015年に日本最大の投資機関である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が署名したことから、国内での認知度や投資額が上がりました。SDGsを語るうえで、お金は無視できません。

今回の動画では、そのお金と地球温暖化対策の関係を、株式会社三井住友ファイナンシャルグループの取り組みから学びましょう。
銀行の主な仕事は、お金を預かるという預金と、お金を必要な人に貸すという貸出です。SDGs達成には貸出が強く関連しています。社会に役に立つかどうか考え貸出することが銀行の役割です。
では、ゴール13との関係を見てみましょう。経済活動を通じて、多くの二酸化炭素を排出していることが地球温暖化の原因の1つになっています。それを止めるためには、たくさんのお金が必要です。例えば、風力発電所を設立するために、数百億~数千億円の金額が必要です。お金を集めることに加え同社は、設立場所の環境影響を分析した上で融資の決定をされています。地球温暖化対策のために、二酸化炭素を出さないエネルギーに切り替えていく必要があります。環境によりよいものにお金を流していく銀行の役割は重要です。

ESG投資はこれから増えていきますか。減っていきますか。それはなぜでしょうか。
ご自身が利用されている銀行や信金が、どのような分野に投資されているか、調べてみましょう。
他にSDGsに関連する事業に投資している銀行等があるか調べてみましょう。

参照:
EduTown SDGs
投資の新潮流ESG投資(株式会社三井住友フィナンシャルグループ)
責任投資原則〔PDF〕(国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)、国連グローバルコンパクト)

(大崎美佳)

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  • GOAL_7_TARGET_7.2

    TARGET 7-2

  • GOAL_9_TARGET_9.1

    TARGET 9-1

  • GOAL_13_TARGET_13.1

    TARGET 13-1

  • GOAL_17_TARGET_17.17

    TARGET 17-17