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英語タイトル：What happens if the planet warms by 2°C?
2015年12月にフランスのパリで開催されたCOP21（国連気候変動枠組条約第21回締約国会議）で、約200カ国が合意して「パリ協定」が成立しました。この協定では、地球の平均気温上昇を産業革命前と比較して、２℃より低くおさえ、可能な限り1.5℃に抑える努力をすることが明記されました。
こちらの動画では、人間の感覚からしたら0.5℃は大きな違いがないのですが、地球という大きな視点から未来の気温上昇が1.5℃と２℃の場合どのようなことが起こるのか、環境・社会・経済の視点から解説されています。
動画の中でも言われていましたが、世界の平均気温は毎年上がっています。何も対策をしない場合、2100年には最大で5.7℃も上昇するとIPCC（気候変動に関する政府間パネル）の第６次評価報告書WG１では指摘されました。
逆に、1.5℃以下に抑えるというシナリオも示されています。持続可能な未来に向けた取り組みを進めていきましょう。
▶︎気温が２℃上昇した場合の自身の衣食住の変化を想像してみましょう。
▶︎気温が２℃上昇した場合の生態系はどのように変化していると思いますか？
参照：
今さら聞けない「パリ協定」～何が決まったのか？私たちは何をすべきか？～（経済産業省資源エネルギー庁）
世界平均気温の変化予測（観測と予測）（全国地球温暖化防止活動推進センター：JCCCA）
（西野祐子）
