“すべての子どもへの安全で質の高い教育を” マララ・ユスフザイ氏(ノーベル平和賞)

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TIME : 05:00

AUTHOR : © 国連広報センター

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質の高い教育をみんなに

Q. 「女の子は教育を受けるべきでない」と言われたら、あなたはどうしますか。

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日本国憲法第26条で、私たち日本国民は「ひとしく教育を受ける権利」を持つことが規定されています。この権利は日本国民が「教育を受けること」を「求める」ことができる、憲法で認められた大切な基本的人権の一つです。しかし世界には、この考え方に賛同しない国や地域が存在します。「女子教育は神の教えに反する」と過激な主張をする武装グループもいます。

マララ・ユスフザイさんは、1997年7月12日生まれのパキスタン出身の女性です。10歳の時、生まれ育ったパキスタン北部スワート地区にイスラム武装勢力のタリバーンが侵攻し女子教育を禁止しました。マララさんはペンネームを使い、ブログでその日常を綴りながら女子教育の必要性を訴え続けました。2年後スワート地区は政府軍によって解放されましたが、彼女の存在を敵視するタリバーンは2012年に下校途中のマララさんを銃撃。頭部と首に瀕死の重傷を負いました。15歳の少女が銃撃された衝撃とその奇跡的な回復に世界的な支援の輪が広がり2014年には史上最年少となる17 歳でノーベル平和賞を受賞しました。

2015年9月25日「持続可能な開発サミット」のオープニングで、マララさんは193人の若者たちとともに、世界のリーダーにすべての子どもへの安全で質の高い教育を訴えました。動画スピーチの中に出てくる「ボコ・ハラム」は「ナイジェリアのタリバーン」と呼ばれ、2013年以降、1000人以上の子どもを拉致したとユニセフから非難されています。国連は2020年、203人の子どもを使った爆弾テロを行なったと報告。その8割が少女であったとされています。

▶︎世界で初等教育を受けられない子どもの数と地域を調べてみましょう。
▶︎女子教育がないと社会はどのようになるでしょうか?
▶︎日本では「教育を受ける権利」に男女の差別はあるでしょうか。

参照:
マララ・ユスフザイさん初来日で講演(ELLE)
女子教育 厳しい現状〔PDF〕(日本ユニセフ協会)
ボコ・ハラムの子ども拉致、13年以降で1000人超(AFP)
子ども203人を「人間爆弾」に(motokenblog) ※共同通信の記事がリンク切れのため変更(2022/1)

(瀬戸陽子)

※この動画コンテンツは、国連広報センターの承諾を得て配信しています。

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