質の高い教育をみんなに ~SDGs目標4解説動画

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質の高い教育をみんなに

Q. どのような教育が「質の高い」教育なのでしょうか?

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この動画は教育に関わる課題やそれを解決するための取り組み概要を紹介しています。
日本では識字率の統計が取られていないことがわかりました。国民全員が読み書きできるという前提なのだと思います。また、高等学校への進学率は83.8%(2021年)、大学・短大への進学率は58.9%(2021年)でした。高等教育への進学率はOECD(経済協力開発機構)加盟国と比べると低い率です。

さて、SDGsのゴール4では「質の高い」教育を目標にしていますが、何を持って質の高いというのでしょうか。その1つにESD(持続可能な開発のための教育)という考え方があり、これはSDG4-7にも記載されています。ESDとは、地域の課題や世界の問題を多面的批判的に捉え、その問題解決に向けた行動と持続可能な地域社会の実現を考える実践的な教育です。

ESDは2002年に日本が国連に提唱した考え方であり、様々な枠組みの下、世界で推進されてきました。現在は、2019年第40回ユネスコ総会で「持続可能な開発のための教育:SDGs 実現に向けて(ESD for 2030)」が採択され、持続可能な社会づくりに教育は欠かせないということは世界の共通認識は続きます。また、学習指導要領には「持続可能な社会の創り手」を育むという言葉が掲載され、日本の教育においてもESDの重要性が明記されました。

他に教育に関わる課題について調べてみましょう。
あなたの地域では学校以外で学びができる場所はありますか?そこではどのようなことを学ぶことができますか?

参照:
識字率とは?日本の識字率が100%ではない理由と世界のランキング(ETHICALCOICE)
持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)(文部科学省)
ESDって何だろう?〔PDF〕(環境省)

(大崎美佳)

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