きれいな水を使い続けていくためにできること(サントリーホールディングス株式会社)
CONTENTS No : 06_008511
TIME : 04:34
AUTHOR : © Edu Town SDGs
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日本の企業によるSDGs達成のためのビジネスを紹介する動画シリーズ。
安心安全な飲料水をつくるサントリーが、SDGs目標6に焦点をあて、同社の工場における節水の工夫と水源地の保全を紹介する動画です。
私たちが使用できる水の量ってどのくらいでしょうか。
実は0.01%しかありません。地球上にある水のほとんどは海、氷河や地下水として存在しているため、利用可能な水はとても少ないです。日本は他国に比べると雨の多い国ですが、過去60年間の降雨量のデータを見ると少しずつその量は減っているようです。また、過去には渇水も発生しており、水に関する問題は身近な問題です。
貴重な水を守るためにサントリーの工場の中で使用される水は、飲料用、機械の冷却用等と分けられ、用途によっては繰り返し使うなど、無駄にしないように大切に使われています。
では、水はどこからくるのでしょうか?森です。
工場はきれいな地下水を育む豊かな森の近くに建設されています。その森にある、フカフカな土に水がゆっくりとしみこみ、長い年月をかけて水にミネラルが取り組まれていきます。その結果、水が美味しくなるとのことです。森がないと雨や雪がそのまま川に流れてしまい、洪水等の原因にもなってしまいます。
水は地球を循環しており、森はその循環において重要な役割を担っています。サントリーでは、次世代も美味しい水が飲めるように、森を保全する取り組みを全国21か所(2019年時点)で行っています。皆さんのお住まいの近くにサントリーが保全する森はありますか?
▶あなたが飲んでいる水は、どこの川や森から来ているか調べてみましょう。
▶家や学校でできる、節水はどのようなものがありますか?
▶そもそも、なぜ水を大切に使うことが大切と言われているのでしょうか?
参照:
EduTown SDGs
令和4年版 日本の水資源の現況(国土交通省)
サステナビリティビジョン(サントリー)
森林×企業 SDGsハンドブック(公益財団法人国土緑化推進機構)
(大崎美佳)
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TARGET 6-4
TARGET 6-4INCREASE WATER-USE EFFICIENCY AND ENSURE FRESHWATER SUPPLIES
2030年までに、水不足に対処し、水不足の影響を受ける人々の数を大幅に減らすために、あらゆるセクターで水の利用効率を大幅に改善し、淡水の持続可能な採取・供給を確実にする。
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TARGET 6-6
TARGET 6-6PROTECT AND RESTORE WATER-RELATED ECOSYSTEMS
2020年までに、山地、森林、湿地、河川、帯水層、湖沼を含めて、水系生態系の保護・回復を行う。
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TARGET 9-4
TARGET 9-4UPGRADE ALL INDUSTRIES AND INFRASTRUCTURES FOR SUSTAINABILITY
2030年までに、インフラを改良し持続可能な産業につくり変える。そのために、すべての国々が自国の能力に応じた取り組みを行いながら、資源利用効率の向上とクリーンで環境に配慮した技術・産業プロセスの導入を拡大する。
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TARGET 15-2
TARGET 15-2END DEFORESTATION AND RESTORE DEGRADED FORESTS
2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を止め、劣化した森林を回復させ、世界全体で新規植林と再植林を大幅に増やす。