いのちを育む豊かな湿地の学習活動~いのち・つなげる・水辺から

CONTENTS No : 06_009526

TIME : 07:15

AUTHOR : © MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社

安全な水とトイレを世界中に

Contents navigation

MS&ADホールディングスが展開している、ラムサール条約湿地を守る取り組み、「MS&ADラムサールサポーターズ」の活動とESD(持続可能な開発のための教育)の取り組みを紹介する動画です。
ラムサール条約とは1971年に制定された湿地を守るための条約であり、日本国内には53箇所(2021年現在)のラムサール条約登録湿地があります。条約は3つの柱を掲げており動画で紹介されているWise Use(賢明な利用)の他に、保全・再生と交流・学習を基本として湿地と人間の共生を目指しています。

湿地と聞くと自然の中にある小さな池や湿原を思い浮かべる方が多いと思います。日本人にとって身近な田んぼにも湿地の価値があることが認められました。田んぼにいったことがある人は、その時に昆虫やカエル等の多くの生き物に出会ったことが記憶になるのではないでしょうか。田んぼと生物多様性の関係も深いですね。

動画の中では、湿地の大切さや保全について伝えるために、同社は短い映像を組み合わせた環境教育教材の作成もされました。映像を視聴することに加え、意見交換の時間を設けることで、自身の地域が大切であることを理解し、生物多様性という言葉なども一緒に学ぶことができました。映像があることで、児童だけではなく外部講師である社員にも授業が行いやすい等のメリットがあるとのことです。

地元のお宝を学ぶような郷土学習に授業づくりにESDの要素を取り入れて、多様な学習方法で児童とともに学びを深めていきましょう。

参照:
ラムサールサポーターズ ~いのち・つなげる・水辺から~(MS&ADホールディングス)
持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)(文部科学省)
ESDって何だろう?〔PDF〕(環境省)

(大崎美佳)