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SDGsで中央大学を変えよう!

中央大学の大学生・大学院生がESGをテーマに学部横断で学ぶFLPサマースクールとして、去る9月19、20日の2日間で行われた講義&ワークショップ「SDGsで中央大学を変えよう!」の企画・運営をSDGs.tvでご支援しました。当日は、文系理系、大学院生、留学生も交えた中央大学の学生の皆さんが、SDGsのエッセンスである「分野横断」による「協働」を体感。今後の大学内での取り組みにつなげるアイデアの種を見つけていただきました。

 

 

まずは、学生の皆さんにSDGs.tvの映像の中から関心のあるSDGsの目標に関わる映像を見ていただいた上で、SDGs.tvプロデューサー・水野からのインプットレクチャーでSDGsに関わる知識、理解を深めていただきました。

 

そのあとは、関心のあるSDGsの目標に関わる課題をピックアップし、その課題を解決するためのプロセスを考えるワークを行いました。学生の皆さんは、同じ目標に関わる課題の解決にも様々な方法があることや、SDGsの各目標が多様な形でつながっていることを実感してくれた様子でした。

 

 

そしていよいよ、グループ単位でのプロジェクトワークへ。関心のある目標が近い学生同士でグループをつくり、中央大学をより良くでき、それがSDGsの課題解決につながるようなプロジェクトアイデアを考え、「どのような課題を解決するために」「何を」「どのように(どこで、誰と組んで、どのような資源を用いて、など)」行うかについて、数時間かけて磨き上げてもらいました。学部も専門領域も違う学生さんたちでしたが、自分の思いや知識を一生懸命議論のテーブルに載せようとしている姿勢が印象的でした。

 

 

2日目も議論を続けてもらい、最後は以下3つのグループがそれぞれのプロジェクトを発表してくれました。

 

(1)都心に展開する法学部をエコ棟に:目標7、9

→省エネビル化や再エネ(太陽光)活用を通じ、環境配慮型の学術施設としてお手本となるようなキャンパスを目指す。そのための資金調達として、行政の補助金だけでなく学園祭ブースで寄付を募る、など。

 

 

(2)地域とつながるキャンパス:目標4

→学部横断で学生たちが地域(文京区、東京都)の小中学校に出前授業に出向いたり、小中学生と一緒にボランティアをやったりする。こうした積み重ねによって、地域の課題解決につながる活動にも学生が参加することにつながれば。

 

 

(3)地方サテライトキャンパス:目標11

→少子高齢化に悩む地方にサテライトキャンパスを置き、学生にとっての研究拠点としたり、地元の人たちとってのサステナビリティを学べたりする場とする。地方との交流を増やすことで、少しでも若者の定住につなげる。

 

 

3つの発表に対して、SDGs.tvプロデューサーの水野、ファシリテーターの木村、さらには本プログラムのコーディネイターを務める理工学部の谷下雅義教授から、実現に向けて詰めるべきポイントについてのアドバイスがありました。

 

 

 

この後は、谷下先生自らも故郷・石川県の能登半島・河合谷の活性化に向けたご自身の思いや取り組んでいらっしゃることを発表してくれました。

 

 

最後に、(株)トゥリーの水野から学生の皆さんにこんなお話をさせていただきました。

 

「SDGsは単に学ぶものではなく、社会変革のツールです。グローバルに考え、ローカルで動く(Think Globally, Act locally.)。その際は、成功のための指標を持ち、計画性を持って実行に移せるといいと思います。SDGsの前文には、『私たちが地球を救う最後の世代になるかもしれない』とあります。皆さんはまさに当事者。私も含めて一緒に頑張っていきましょう」

 

これまでのサマースクールとはうって変わった前例のないプログラムになりましたが、学生さんたちからは

 

「つながり(人・こと・もの)に対して関心をもつことが大切だと感じた」

「多角的に考える、対話の必要性を感じた」

「目標設定の仕方をもっと学びたいと思った」

といった積極的なコメントを聞くことができました。

 

そして何よりも大切なのは、「自分でもできることがあることが分かった」ということ。

 

この日の学びと交流を出発点に、今回考えられたプロジェクトをぜひ具体化していただきたいですね。

 

SDGs.tvではこれからも、教育の場でSDGsを用いた学習、ならびにプロジェクト開発の企画・運営をご支援していきます。