<実施概要>
- 学 校 名:青山学院初等部
- 都道府県:東京都
- 実施年月:2021年6月頃
- 実施科目:社会「健康なくらしを守る仕事」
- 実施学年:4年
<授業内容>
指導目標:「くらしをささえる水」学習のまとめ段階にて
上下水道の役割について、SDGsと関連させて考えさせることによって私たちの暮らしに欠かせないことを児童に感じさせるとともに、世界にはきれいな水が入手困難なため病気にかかったり命の危険にさらされたりしている人々がたくさんいることを知る。
①導入
動画「命を生かす水の物語:舞台は、東アフリカのタンザニア共和国」を視聴。
②展開
視聴した動画の内容と、私たちを取り巻く環境の違いを中心に対話とワークシート形式で授業を進めていった。
<成果(動画による学習効果等)>
―生徒の反応-
単に上水や下水の仕組みを学ぶだけでなく、自分たちの当たり前は世界の当たり前ではないことを知ってもらうことができた。また、水の学習から発展して飢餓や貧困、ジェンダー、教育といった別ゴールへ視野を広げるきっかけを与えることができた。視聴覚教材は子どもたちの関心を高める効果がある。
―担任の感想-
SDGsが声高に叫ばれる昨今だが、子どもたちの日常はまだまだ「自分たちの当たり前」でできており、そこに世界とのギャップがあることを実感できていない。しかし、心のやわらかい小学校中学年だからこそ、自分たちと異なる「当たり前」の中に住んでいる他者に対して共感できるし、その素地を養うことが大切になってくると考える。
<その他>
今回の以外にも、本校では総合活動の時間にSDGsについて考え発信する、という活動を行っている5・6年生15名程度で構成されたグループがあります。そちらの学びでも、SDGs.TVの動画を使わせて頂いています。
- date : 2021.09.29
- CATEGORY:#SCHOOL