いつまでも安心して住み続けられるまちをつくる(積水化学工業株式会社)
CONTENTS No : 11_008559
TIME : 04:42
AUTHOR : © Edu Town SDGs
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日本の企業によるSDGs達成のためのビジネスを紹介する動画シリーズ。
日本では人口減少や生活ニーズの多様化、気候変動への対応に向けた様々なまちづくりの取り組みがあります。国の調査によると高齢者への配慮、地震時の安全性、遮音性等が国民の住宅選びのポイントになっているようです。また、居住環境に関して、周辺からの延焼のしにくさや歩行時の安全性、災害時の避難のしやすさが上位でした。自然災害が多い国として、災害への対応への関心の高さは納得の結果です。
今回は、ずっと住み続けられるまちづくりを目指す積水化学工業株式会社の取り組みを見てみましょう。
同社では住宅だけではなく、まち全体が安全安心になるように取り組みを進めています。まず住宅は、太陽光パネル等によるエネルギー自給自足等の見えるところだけではなく、サビに強い水道管やガス管等のインフラ整備も行っています。さらに、それらのパイプのつなぎ目は熱を溶かして接続しているため、地盤沈下等が起こっても壊れにくくなっており、災害大国日本に適応した素晴らしい技術が実用されています。
まち全体に目を向けると、身の回りのあらゆるモノをインターネットにつなぐ通信技術「IoT(Internet of Things:モノのインターネット)」を活用した安全なまちづくりのためのシステムを提供してしています。他にも地域住民の交流を促したり、エネルギーの地産地消ができるような住宅設計、子どもの遊び場等がある老若男女問わず安心して暮らすことができる町を目指しています。
▶あなたの家やお部屋で、環境配慮や安全な暮らしのために変えることができることはありますか。
▶あなたの家や学校の近くに、「これはいいな」「これはよくないな」と思う場所はあるか調べてみましょう。
▶動画の中では、センサーを使ってまちと人を見守るためにIoTが活用されていましたが、他にどのような事例があるか調べてみましょう。
参照:
EduTown SDGs
平成30年住生活総合調査(確報)(国土交通省)
サステナビリティレポート(積水化学工業株式会社)
(大崎美佳)
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TARGET 9-1
TARGET 9-1DEVELOP SUSTAINABLE, RESILIENT AND INCLUSIVE INFRASTRUCTURES
経済発展と人間の幸福をサポートするため、すべての人々が容易かつ公平に利用できることに重点を置きながら、地域内および国境を越えたインフラを含む、質が高く信頼性があり持続可能でレジリエントなインフラを開発する。
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TARGET 11-1
TARGET 11-1SAFE AND AFFORDABLE HOUSING
2030年までに、すべての人々が、適切で安全・安価な住宅と基本的サービスを確実に利用できるようにし、スラムを改善する。
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TARGET 11-5
TARGET 11-5REDUCE THE ADVERSE EFFECTS OF NATURAL DISASTERS
2030年までに、貧困層や弱い立場にある人々の保護に焦点を当てながら、水関連災害を含め、災害による死者や被災者の数を大きく減らし、世界のGDP比における直接的経済損失を大幅に縮小する。
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TARGET 13-1
TARGET 13-1STRENGTHEN RESILIENCE AND ADAPTIVE CAPACITY TO CLIMATE RELATED DISASTERS
すべての国々で、気候関連の災害や自然災害に対するレジリエンスと適応力を強化する。