健康で強い体、元気な体をつくる(味の素株式会社)
CONTENTS No : 03_008500
TIME : 04:36
AUTHOR : © Edu Town SDGs
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日本の企業によるSDGs達成のためのビジネスを紹介する動画シリーズ。
今回は、食べることから健康を考える味の素グループによるSDGsの目標3に焦点をあてた食事と健康に関する動画です。目標3は、交通事故の低減や乳児や母子の死亡率減少、感染症予防などの健康と福祉の増進を目指しています。
日本は世界からみて平均寿命も高く、質の高い医療の提供体制が整っていると言われています。ただ、コロナ禍において、すべての人が必要な時に基本的な保険サービスを受けられる状態である「ユニバーサル・ヘルス・ガバレッジ(UHC)」の脆弱性が浮き彫りになりました。マスクや消毒液の入手が困難、病院の受け入れ先が見つからない等は皆さんの記憶にも新しいのではないでしょうか。
味の素は目標3の達成に向けて、病気や怪我の予防のために人々の身体の健康を保つ取り組みをされています。
私たちは食事を通じて身体の元になる栄養素を取り込んでいます。味の素は、様々な栄養素のうち、たんぱく質をつくる材料「アミノ酸」の研究を100年以上続けてきました。
また、運動は食事と同程度に健康のために大切です。運動するとブドウ糖を消費し、それがなくなるとたんぱく質をエネルギー源に変換します。たんぱく質を使う状態が続くと筋肉が減ったり、傷ついたりします。そのため、運動中にたんぱく質の材料であるアミノ酸の補給をすることで、継続的に運動することが可能になります。
この研究をもとに、味の素はアスリートの健康管理や高齢者の健康維持にも取り組んでいます。年齢を重ねると、筋肉をつくる力が落ち、寝たきりになってしまうことがあります。それを防ぐためにもアミノ酸の摂取と適度な運動がキーポイントとなります。
忙しい日々を過ごす私たちですが、1度立ち止まって自らの「健康」にも目を向けてみましょう。
▶アミノ酸がどの食べ物に含まれているか調べてみましょう。
▶私たちの身体を作るために必要な栄養素は他にどのようなものがありますか?
▶運動することによって、筋肉を動かすこと以外に他にどのような効果がありますか?自分の体験から考えてみましょう。
参照:
EduTown SDGs
SDGsってなに?味の素社の考えるSDGs(味の素株式会社)
(大崎美佳)
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TARGET 2-1
TARGET 2-1UNIVERSAL ACCESS TO SAFE AND NUTRITIOUS FOOD
2030年までに、飢餓をなくし、すべての人々、特に貧困層や乳幼児を含む状況の変化の影響を受けやすい人々が、安全で栄養のある十分な食料を一年を通して得られるようにする。
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TARGET 3-8
TARGET 3-8ACHIEVE UNIVERSAL HEALTH COVERAGE
すべての人々が、経済的リスクに対する保護、質が高く不可欠な保健サービスや、安全・効果的で質が高く安価な必須医薬品やワクチンを利用できるようになることを含む、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)(※7)を達成する。