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SDGs達成のカギは「サーキュラーエコノミー」 ~映画『Closing the Loop』が完成~

3R(リユース、リデュース、リサイクル)を超えて、リペアもアップサイクルも含めた究極的な環境負荷ゼロの経済システムの構築を目指すサーキュラーエコノミー。世界初のサーキュラーエコノミーをテーマとした映画『Closing the Loop』(日本語字幕付き)の特別上映会&トークセッションがこのほど、東京都内で行われた。

 

 

この日は、映画上映と並行して、徳島県上勝町のサステナブルなまちづくりを先導するNPO法人ゼロ・ウェイストアカデミーの坂野晶理事長、環境印刷のパイオニア 大川印刷の大川哲郎社長、先進的な消費財リサイクルシステムをグローバル展開するテラ・サイクル社のエリック・カワバタ氏という、サーキュラーエコノミーをグローバルで、あるいはローカルで実践するパネラーによるディスカッションも展開された。

 

映画では、ベルギーの大学などで教鞭を取るサステナビリティの国際的な専門家であるWayne Visser教授が、サーキュラーエコノミーの5つの戦略的要素であるreduce(削減する)、reuse(再利用)、recycle(リサイクル)、renew(刷新する)、reinvent(再構築する)について、グローバルに事業として展開する代表的な企業の取り組みを紹介している。

 

2020年までに廃棄物ゼロを掲げるカーペット会社の米インターフェイス社、機械製品の修理・再生を手掛ける南アの複合企業バルロワールド社、リサイクル繊維のパイオニアである蘭ダッチアウェアネス社――。いずれも、環境に負荷を与える現在の経済システムのループを「閉じて」、サーキュラーエコノミーの実現に向けて先頭に立つ企業だ。

 

映画『Closing the Loop』より

 

映画の中で、ある経営者がサーキュラーエコノミーについてこう表現していた。

 

「最高の教育的価値があり、人々の健康にもつながる。すべての人にとって良いもの」

 

これはまさに、SDGs(持続可能な開発目標)につながるものだろう。SDGsの達成には、サーキュラーエコノミーの実現が不可欠だということが実感できる作品である。

 

映画「Closing the Loop」公式サイト
http://www.closingtheloopfilm.com/

 

  • date : 2019.03.23