【速報】第1回 SDGs QUEST みらい甲子園 関西・北海道オンライン大会受賞者発表

SDGs.TVが企画プロデュースした第1回SDGsQuest みらい甲子園は、新型コロナ感染の影響からオンライン大会とし、ご協力頂きました各団体と関西及び北海道の実行委員会により、関西・北海道の合同による表彰式を2020年8月1日に開催しました。

これは、2030年に向けて持続可能な開発目標の達成を加速させるために、高校生自身が考えた優れたアイディアやアクションの中から、世界と地域の課題を解決する勇気あるアクションを讃え、表彰されました。

一次審査を通過した選抜チーム(北海道10チーム・関西12チーム)は6月にプレゼンテーション動画による二次審査を経て、審査は各実行委員及びアドバイザーや協賛企業の方々のご協力によって、採点されオンライン大会にて 以下の各賞が決まりました。
オンライン大会では、選抜された北海道と関西の22チームがZoomにて参加頂き、探求テーマから立案されたSDGsアイデアとアクションを公表し、自己紹介の後、各賞の発表が行われました。

また後半は高校生の交流を目的に、北海道と関西のチームが混合し、SDGsアイデア賞やアクション大賞のモデルを磨き上げるワークをブレークアウトルームにて討論されました。

受賞したチームの皆様、おめでとうございます。


【北海道エリアグループ】

  • 北海道SDGsアクション大賞
    北海道名寄産業高等学校
    チーム 酪農科学科農業クラブ
    「なよろESDファーム~道北農業後継者たちが繋ぐふるさと~」
    …農業を憧れの仕事へ!名寄産業高等学校の学校農場を活用したESD講座を開き、地域のステークホルダーの活用や持続性科学を追求した農業の実践を通じてSDGsの目標4の達成に向けて、農家が持続可能な社会を牽引するリーダーを目指すアクションです。
  • 北海道SDGsアイデア賞
    市立札幌開成中等教育学校
    チーム 若林のめがね
    「札幌市に防災公園を」
    …SDGs目標11の達成に向けて、札幌市を災害に強い街、災害に強い住民のために防災公園を提案。身近な公園にかまどベンチやマンホールトイレなどいろいろなアイデアを組み込み、防災イベント企画まで、安心して住み続けられるアクションを提案してくれました。
  • コープさっぽろ賞
    北海道石狩翔陽高等学校
    チーム ボランティア局チーム美咲
    「校内でのエシカルなペットボトルの捨て方について」
    …SDGs目標12に掲げるエシカル消費を意識する消費者を増やすために、校内のペットボトルの分別調査からはじまり、石狩市のペットボトルの回収方法までフィールド調査を実施。その報告から全校生徒に向けて捨て方を提案し、持続可能な地球環境を目指すアクションです。
  • 秋山記念科学振興財団賞
    北海道函館水産高等学校
    チーム 函水CPR
    「七重浜の海の豊かさを守ろう ~農業と漁業が基幹産業の北斗市を発展させるための活動~」
    手北斗市七重浜の海の豊かさを守るために、海岸清掃、環境保全、海洋調査の三つの活動を行い、SDGsアクションを展開。海を中心にみんなが幸せになることをSNSで発信していく提案です。

【関西エリアグループ】

  • 関西SDGsアクション大賞
    京都府立綾部高等学校
    チーム 分析化学部
    「由良川の環境調査と保全活動~由良川のごみ問題解決へのアプローチ~」
    …綾部高等学校由良川キャンパスの隣に流れる由良川はマイクロプラスティックなどの深刻なゴミ問題に直面していることから、水質調査、生物調査から定期的なクリーン作戦を実施。他の河川の模範となるよう、これまで使命感を持って環境出前授業やリサイクル活動などを行い、SDGsの目標に貢献した実践的なアクションです。
  • 関西SDGsアイデア賞
    羽衣学園高等学校
    チーム Realize one’s ideal city
    「Realize one’s ideal city~ゴミ問題に苦しんでいる生態系を知ってほしい~」
    …通学でよく見るラッピング車両からアイデアが浮かんだという、街や駅のゴミ箱にラッピングすることで、環境意識への問題提起をするSDGsアクションです。
  • 大日本住友製薬賞
    和歌山県立熊野高等学校
    チーム Kumanoサポーターズリーダー
    「すべての命を救うプロジェクトⅡ~AEDハートフルシートの開発~」
    …全てのいのちを救うプロジェクトⅡと題して、これまでの地域のボランティア活動などを通じて発案したのがAEDハートフルシートの開発。女子にはAEDが使われにくいことに着目し、SDGs目標3や5を起点に廃棄布やカラーにも改良を加えながら制作に取り組んでいます。


以上
おめでとうございます。
尚、今月末には、このオンライン大会の模様をYouTubeにて配信する予定です。

  • date : 2020.08.04

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