地球生きもの いのちのつながり 〜いのちの輪
CONTENTS No : 15_008504
TIME : 02:42
AUTHOR : © 地球生きもの委員会 / TREE
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「地球生きもの いのちのつながり」シリーズ(ナレーション:イルカさん)第2弾はアフリカと日本における生き物のつながりの紹介です。
アフリカでは、キリンのような草食動物がいて、草食動物を餌とする肉食動物、それらの食べ残しにハイエナ等が群がり、最後にハゲワシがやってくる・・・このような命のつながりがみられます。また、植物は自ら遠くに運べない種を動物のフンに混ぜて遠くに運んでもらっています。そしてそのフンは昆虫の栄養や産卵場所にもなっているのです。
日本は、国土の2/3が森林という豊かな森のある国です。その森と密接なつながりがある動物としてツキノワグマが紹介されています。茨城県自然博物館の山崎さんは、ツキノワグマについて次のようにお話しました。元々肉食動物でしたが、木の実や葉っぱ等を食べるように進化したツキノワグマは森林と密接な関係があります。例えば、彼らは木の実などの種を大量に遠くに運ぶので、森の再生に多く関わっているのではと考えられます。
このような食う食われるの関係を「食物連鎖」とも表現します。この生き物の関係性は、絶妙なバランスで成り立っています。生き物のつながりの一部が壊れてしまうと、連鎖的に様々な影響がでてきます。どのような影響が出てしまうのかに興味がある方は、「ボルネオの猫」というアニメーションで説明しているのでご覧ください。(リンクは下記「参照」に添付しました。)
▶アフリカで餌食になった草食動物はハゲワシに食べられた後、どのような生き物が関わって分解されていくでしょうか。
▶日本でツキノワグマのような森と密接な関係にある生き物は、他にどのような生き物がいるでしょうか。
▶海の中における、生き物のつながりについても調べてみましょう。
関連動画:
地球生きもの いのちのつながり 〜いのちの誕生
地球生きもの いのちのつながり 〜いのちの危機
参照:
食物連鎖ってなんだろう?(Yahoo!きっず)
システムシンキング:教訓「ボルネオの猫」の物語(Sustainability Illustrated)
(大崎美佳)
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TARGET 14-2
TARGET 14-2PROTECT AND RESTORE ECOSYSTEMS
2020年までに、重大な悪影響を回避するため、レジリエンスを高めることなどによって海洋・沿岸の生態系を持続的な形で管理・保護する。また、健全で豊かな海洋を実現するため、生態系の回復に向けた取り組みを行う。
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TARGET 15-1
TARGET 15-1CONSERVE AND RESTORE TERRESTRIAL AND FRESHWATER ECOSYSTEMS
2020年までに、国際的合意にもとづく義務により、陸域・内陸淡水生態系とそのサービス(※13)、特に森林、湿地、山地、乾燥地の保全と回復、持続可能な利用を確実なものにする。